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2023.11.29

  • 導入事例

三條金属株式会社様【協働ロボットによるマシンテンディングで金属加工を自動化|ロボットシステム事例】

三條金属株式会社様は、新潟県三条市に本社を置く、ダクタイル鋳鉄・オーステンパー球状黒鉛鋳鉄の開発から鋳造・機械加工・熱処理・組立・塗装までを一貫して行う総合鋳物メーカーです。主力商品は、鉄筋用継手、建設用金物、セグメント用継手、法面用部品等となります。
この度、金属部品の加工工程の自動化で、テックマンロボットを使用したマシンテンディングシステムを導入いただきました。

ロボットシステムの導入内容

作業用途:マシンテンディング
お申込から利用開始までのリードタイム:約8ヶ月
納入商品:TM12RobotFit、専用特注ハンド・部品供給マガジン・アルミフレーム架台、制御盤、タッチパネルなど

金属部品の加工工程のマシンテンディング

  • NC旋盤機へのワーク投入&取り出しを自動化
    これまでは、ドーナツ状のワーク2個を2台のNC旋盤機にそれぞれ投入し、加工仕上がり後ワークを取り出しエアブローで水や加工屑などを除去したら、新たなワークを投入という工程を、1人が24時間3交代(3人)で行っていました。
    今回、これらの工程を協働ロボットに置き換えることで省人化に成功し、人手不足の解消、生産性向上を実現できました。
  • マルチロボットハンド
    ①扉の開閉、②ワーク脱着×2個、③エアブローノズルの3つの機能を搭載。
  • ワーク供給マガジン
    1本あたり30個のワークを挿入できるバーを6本設置。180個のワークの事前セットは人が行い、作業時間は約10分程度。
  • 移動式架台
    ロボットとワーク供給マガジンが固定された一体型架台で、移動も可能。

協働ロボット導入のメリット

  • ・募集しても人が集まらない作業をロボットに置き換えたことで、人手不足の解消、年間1.5~2人分の経費削減を実現
    ・加工数量が人に比べて増加し、生産性が向上
    ・他の工程にもロボット導入予定で、さらなる生産性向上に期待

ご導入インタビュー

技術部 技術課長
坂井 優作氏

協働ロボットを導入してみようと思われたきっかけは何でしょうか。

坂井氏:当工場は、GW、盆、正月、年末年始を除く日は、24時間3直体制で稼働しています。人材募集をしてもなかなか人が集まらず、特に若い人材は工場見学しても実際の応募は少なく、人材確保が急務の課題でした。そのため、人手不足解消策として協働ロボットの導入を検討し、これまで人がやっていた工程を自動化していこうと考えました。

坂井氏:当工場は、GW、盆、正月、年末年始を除く日は、24時間3直体制で稼働しています。人材募集をしてもなかなか人が集まらず、特に若い人材は工場見学しても実際の応募は少なく、人材確保が急務の課題でした。そのため、人手不足解消策として協働ロボットの導入を検討し、これまで人がやっていた工程を自動化していこうと考えました。

ロボット導入前の課題について教えてください。

坂井氏:人の手の感覚や、熟練者の技能の再現などを、ロボットがどこまでできるのかが課題でした。しかし、ロボットをいかに正確に、止めずに動かせるかどうかは、使用者側の工夫で解決できることが分かりました。ロボットに合わせて事前・事後の工程を変えていく「ロボットファースト」の考え方が、成功の鍵だと思います。

坂井氏:人の手の感覚や、熟練者の技能の再現などを、ロボットがどこまでできるのかが課題でした。しかし、ロボットをいかに正確に、止めずに動かせるかどうかは、使用者側の工夫で解決できることが分かりました。ロボットに合わせて事前・事後の工程を変えていく「ロボットファースト」の考え方が、成功の鍵だと思います。

ロボット導入のメリットについて教えてください。

坂井氏:事前の試算では、ロボットより人が行う方が早かったですが、実際には、人はトイレ休憩や昼休み休憩、その他作業ムラなどがあるため、ロボットの方が早く、加工数量も以前より増加という結果になりました。非常に満足しています。ロボットは、見ていると怖くなるほどに一定の動きをしていて、人よりもはるかに働いてくれます。それが生産性の向上につながるんですね。

坂井氏:事前の試算では、ロボットより人が行う方が早かったですが、実際には、人はトイレ休憩や昼休み休憩、その他作業ムラなどがあるため、ロボットの方が早く、加工数量も以前より増加という結果になりました。非常に満足しています。ロボットは、見ていると怖くなるほどに一定の動きをしていて、人よりもはるかに働いてくれます。それが生産性の向上につながるんですね。

今後、他の工程でもロボットを導入してみたいと思いますか。

坂井氏:当工場は、人手に頼っている単純な工程作業が沢山あります。次は量が多い研磨工程の自動化に取り組みたいと考えています。この工程は現在は外注化しており、年間相当額の費用を支払っています。これをロボット活用して内製化することで経営の効率化につなげていきたいです。

坂井氏:当工場は、人手に頼っている単純な工程作業が沢山あります。次は量が多い研磨工程の自動化に取り組みたいと考えています。この工程は現在は外注化しており、年間相当額の費用を支払っています。これをロボット活用して内製化することで経営の効率化につなげていきたいです。

弊社の対応やご要望などはございますでしょうか?

坂井氏:最初は本当に満足できるシステムになるかどうか不安でしたが、現場で遅くまで対応していただいたり、急な要望にも柔軟に対応していただき、良いシステムが完成したと思っています。

坂井氏:最初は本当に満足できるシステムになるかどうか不安でしたが、現場で遅くまで対応していただいたり、急な要望にも柔軟に対応していただき、良いシステムが完成したと思っています。

ありがとうございます。今後、他の工程の自動化についてもぜひ協力させていただきます。

会社情報
会社名:三條金属株式会社
所在地:〒959-1102 新潟県三条市福島新田字大沼乙1208
サイト:https://skk.co.jp/