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2022.01.27

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テックマンロボットとは? -多くの企業で活躍中の製品の特徴をご紹介-

世界的に有名な協働ロボットのメーカーのひとつに、テックマンロボット(Techman Robot)が挙げられます。
すでに多くの企業で、テックマンロボットは活躍していますが、具体的にどのような特徴を持つ製品なのでしょうか。
この記事では、テックマンロボットの特徴や、シリーズごとの用途などをご紹介します。

■テックマンロボット(Techman Robot)とは?

テックマンロボットは、台湾に本拠を置く大手EMS事業者「Quanta Computer(広達電脳)」のストレージ部門から派生したロボットメーカーです。Quanta Computerの技術開発力を存分に活かし、テックマンロボットは発売開始からわずか3年で、世界第2位の協働ロボットメーカーへと急成長を遂げています。

現在は中国やヨーロッパ、日本、韓国、東南アジアなどに100以上の販売代理店を持ち、国際市場での需要も高く、協働ロボットにおける世界最大手の一角として期待されています。

■テックマンロボット(TMロボット)の特徴

テックマンロボットの代表的な特徴についてご紹介します。

世界初のカメラ内蔵型協働ロボット

テックマンロボットは、世界初のカメラ内蔵型協働ロボットです。部品の位置決めや画像強調、バーコード認識など、視覚認識におけるさまざまな機能を備えていて、カメラで見た画像を基に動作することができます。

カメラはロボットに標準搭載されているため、別途カメラ部品の用意や設定を行う必要はありません。導入後すぐに、視覚システムのハードとソフトが統合された状態で使用できます。

簡単に動作設定が可能

テックマンロボットは、ダイレクトティーチング機能により、ボタンを押すだけでロボットの位置決めを行えます。フローチャート式のプログラムソフトを使うことで、直感的な操作でプログラミングも可能です。 2つの機能の組み合わせで、高度で難しいロボットプログラミングをせずに動作設定が完了します。

安全性に優れた設計

人との協働エリアでのロボットの最大動作速度を簡単に設定でき、稼働時の安全性を確保できます。 また、人や物体との衝突検出時に保護停止する機能を備え、事故を防止できる点も特徴のひとつです。

高いコストパフォーマンス

テックマンロボットは、フローチャート式プログラムにより簡単に使えるので、設定に多くの時間を取られずに済みます。 また、プログラミングは手持ちのPCやモニターを使って行えるため、新たな端末や機器の用意も不要です。カメラを内蔵し、視覚認識に関するハードとソフトが最初から備わっていることから、追加の設備費用などのコストも抑えられます。

人件費や追加の設備費用といったコストを削減でき、コストパフォーマンスに優れている点も、テックマンロボットの大きな特徴です。

■TMロボットのシリーズごとの違い

テックマンロボットのTMシリーズは、可搬重量から大きく2つのシリーズに分けることができます。ここでは、テックマンロボットの標準荷重シリーズと中荷重シリーズについて、それぞれの特徴をご紹介します。

標準荷重シリーズ

標準荷重シリーズとしては、TM5-700とTM5-900の2機種です。TM5-700はリーチ700mm、可搬質量6kgの能力を持ち、中程度の重量物に対応できます。一方のTM5-900は、リーチ900mm、可搬質量4kgの設定となっていて、TM5-700より可搬重量は小さめですがリーチが長いです。

どちらも電子産業や医薬品産業、食品産業などに適用できます。

中荷重シリーズ

中荷重シリーズとしては、TM12とTM14の2機種です。TM12はリーチ1300mm、可搬質量12kgで、重量のある貨物に対して柔軟かつ正確に稼働可能です。 TM14はリーチ1100mm、可搬質量14kgで、TMシリーズの中で最高の荷重能力を持ちます。

物流産業や自動車産業、機械加工産業などに適用できます。

■コストパフォーマンスに優れたテックマンロボットの協働ロボット

テックマンロボットは、カメラを標準搭載していて、位置決めやバーコード読み取りといった、さまざまな視覚認識機能を備えている協働ロボットです。また、フローチャート式により直感的にプログラミングを行え、安全性やコストパフォーマンスに優れている点も特徴として挙げられます。

協働ロボットの導入は、人手不足問題の解消や労働環境改善、生産性向上など、多くのメリットがあります。高性能でコストにも優れるテックマンロボットを製造工程や加工ラインなどに導入し、業務の効率的を図ってみてはいかがでしょうか。

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